こんにちは!ゲームイラストレーターの咲霧あきらです!
イラストにぱっと彩りをプラスすることができる「エフェクト」。キャラクターを魅力的に仕上げたり、技に迫力をプラスすることができ、キラキラしていてとってもかっこいいですよね
でも、どうやって描けばいいかわからない、難しそう…
そう感じたことはありませんか?
しかし、これからご紹介する「5つのステップ」を実践することのよって、簡単にかっこいいエフェクトを描くことができるようになります!
素敵なエフェクトで、あなたの作品にクオリティをプラスしていきましょう!
「5ステップ」で描けるエフェクトの描き方
今回は、ソーシャルゲームでもよく使われる、このようなエフェクトを描いていきます
描き方は簡単で、応用すると様々なタイプのエフェクトを描くことができます。レッツトライ!
ステップ1:色が鮮やかで、濃い色を描こう
まずは、「暗くて鮮やかな色(彩度の高い色)」で大きくエフェクトのシルエットを描きましょう
形は自由でOKですが、今回はかっこいい「ジャッ」とした爪あとのような形にしました
ステップ2:描いたものに色味をプラス
ステップ1で描いた形に、うす〜くエアブラシで色を追加します
こうすることで、エフェクトが単純になってしまうのを防ぎ、立体感がでます
ステップ1で描いたベースからはみ出さないようにぬるのがコツだよ!
ステップ3:ひとまわり小さいシルエットを描く
ここで、新規レイヤーを追加します。レイヤーモードは「オーバーレイ」にしましょう
そうしたら濃いベースの内側に、ベースよりも「ひとまわり小さく、明るい色」で色を塗ります
だんだんエフェクトっぽくなってきました!完成まであと少しです!
ステップ4:「加算(発光)」でさらに小さいシルエットを描く
さらに新規レイヤーを追加します。レイヤーモードは「加算(発光)」、ない人は「加算」に設定しましょう
そうしたらステップ3に描いたシルエットの内側に、さらに小さなシルエットを描きます
ステップ3よりも、具体的な形にしてあげると、形に説得力が出ます
色は白色がおすすめです。そうすることで、図のように「光ってる感」がでますね
ほぼほぼ完成ですが、最後は大切な仕上げです!
ステップ5:光を加えてクオリティアップ!
さらに新規レイヤー「加算(発光)」を追加し、明るくてあざやかな色で全体的に光を描いていきましょう
今回は、ベースの色に合わせて明るい紫色にしました
これでエフェクトは完成です!お疲れ様でした!
色を変えるだけでバリエーションもグッと広がる!
いかがでしたか?このように、色を変えただけで、属性などの印象がまったく違って見えますね
今回は、爪痕のような形にしましたが、形や色を変えればその表現方法はまさしく無限大!
あなただけのエフェクトを描いて、イラストに迫力・魅力をプラスしていきましょう!